スクエアステップ
高齢者の転倒予防・要介護化予防、認知機能向上をはじめ、成人の生活習慣病予防などに効果のあるエクササイズです。
スクエアステップは、スポーツ医学や健康体力学、加齢体力学を専門とする国立大学の教員が連携し実践的研究の中から経験的に開発された科学的エビデンスに基づくエクササイズです。
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ステップパターンを見て覚えて、間違えないよう足踏み(ステップ)しながら前に進みます。
スクエアステップは、一辺25cmの正方形を横4個、縦10個の計40個並べたマットを利用し、そのマットで足踏み(ステップ)を行う運動プログラムです。
はじめに指導者が正しいステップパターンを見せてそのステップを間違えないようにまねして進みます。
ステップパターンは、前進・後退・左右・ななめ方向を組み合わせて、100種類以上用意されています。
ステップの難易度(動きの複雑さ)は段階的に増していくため、参加者の挑戦意欲をかきたて、飽きにくいエクササイズと言えます。
フラダンス
色カルタ
色カルタ(クオリアカード)色彩カードとは?
このゲームで認知症の方や認知症予備軍の方のクオリアに訴えると・・・
忘れていた記憶を取り戻すことがあります。
認知症の方の表情が変わります。
認知症の方の状態が安定してきます。
色カルタに参加している人それぞれ「色」を共有することで新たな発見につながります。
参加者の「人生のものがたり」を知ることにより、ケアの質が変わります。
一緒に色カルタ、してみませんか?
フットケア
巻き爪などの足のケア、マッサージで血行をよくします。
糖尿病・足病変予防のためのフットケアはいかがですか?
アロマテラピー
アロマテラピー始めました。
デフューザーにより、香りを嗅いで、脳への心地よい刺激を与えて認知症の予防に効果的です。
アロマオイルハンドマッサージ、フットマッサージにてリラクゼーション効果があります。
音楽療法

音楽療法とは

音楽療法とは、音楽の持つ特性を活用するプログラムを通してリハビリテーションを行うことです。健康の維持、心身の障害の機能回復、生活の質の向上、問題行動の改善などを目的に行われます。対象者のニーズを叶えるために音楽療法は行われるので、障害の有無は問わず、子供から高齢者まで全ての年齢・性別の方が対象となります。
音楽療法の実施には、音楽の持つ特性を理解し、音楽をリハビリテーションとして用いるための技術を有していること。対象者の状態、ニーズを的確に捉えて、目的を達成するために必要な働きかけが行えることが必要です。本音楽療法学会や県主催の音楽療法士の認定制度があります。
音楽療法の効果

音楽療法には不安や痛みの軽減、精神的な安定、自発性・活動性の促進、身体の運動性の向上、表情や感情の表出、コミュニケーションの支援、脳の活性化、リラクゼーションなどの効果があげられます。
心身の障害があって発語や意思疎通が難しい方でも、音楽を介するとコミュニケーションがとりやすくなります。高齢者の方は、昔の歌を思い出す、音楽を聴く、歌う、楽器を鳴らすことで、脳の働きや身体の動き、発声が促され、感情の乏しい方や自発性の低い方でも自然に笑顔が表れたり、リズムに合わせて身体を揺らしたりすることがみられます。
認知症の進行の予防としては、歌いながら楽器を鳴らすなど、2つの動作を同時に行うことが有効とされています。子供では、音楽を介しての自己表現や成功体験を通して心身の発達を支援します。音を使ってコミュニケーションをとることや、集中力を養うこと、親への精神的なサポートにもなります。
音楽療法の効果を科学的に証明するために、身体の免疫グロブリンの濃度や自律神経の状態、ストレスホルモンの変化などの検証が進められています。本来は重度の負荷が必要な免疫機能に関与するNK(ナチュラルキラー)細胞の活性及び量の増加が、音楽療法によって認められたという研究報告もあります。
また、音楽療法は身体的なことに対して次のような効果があると言われています。
- 痛みやストレスの軽減
- 脳の活性化
- 表情や感情の表出
- 自尊心の向上
- 記憶の誘導(回想法)
- コミュニケーションの向上
音楽療法の実践方法
利用者の希望や趣味・嗜好、身体・認知・ADLのレベルに合わせてプログラムを構築します。音楽を聴く、歌う、歌の歌詞や歌の情景に合った写真から想起する・話す、楽器を鳴らす・奏でる、音楽に合わせて身体を動かす、ストレッチをするなどを行い、音楽を聴くような受け身的なものを受動的音楽療法、対象者が歌う、楽器を鳴らすなど参加するものを能動的音楽療法と言います。
歌の伴奏にはピアノ、対象者が使用する楽器には、ハンドベルやタンバリン、鳴子、鈴など様々な楽器が使われます。グループで、一人一人が歌う・演奏することに加えて、他の方と音を合わせたり、順番に楽器を鳴らしたりなど、グループならではの相互の関係も促されます。
プログラム
- 挨拶や季節の話題など、導入を行います。
- 誰もが知っている定番の曲や利用者の好きな曲・季節の曲をピアノの伴奏に合わせて歌います。
- 音楽に合わせて手拍子をうったり、体操をしたり、楽器を鳴らしたり、身体を動かします。
- ゆったりとした曲を鑑賞してクールダウンします。
- ゆったりとした曲を鑑賞してクールダウンします。
